様々な世代で人気のある仕事「医療事務」。
医療事務の仕事をこれから始めていくにあたってこんな悩みをお持ちではないでしょうか?
- 医療事務の仕事に就くので医療事務に学びたい
- 医療事務の仕事を早く覚えるために本を読んで勉強したい
- 医療事務初心者にとっておすすめの勉強できる本を知りたい
医療事務は覚えることも多いため、医療事務に関する本は難しくなりがちです。
そんな難しい本の中でも医療事務初心者ために、ここでは「医療事務」の入門となる本を紹介していきます。
私も医療業界に入った際に、医療事務に関する本を何冊か読んだので、その中でもよかったと思えた本も紹介させていただきます。
※本によっては最新年度のものが出版されていることがありますのでご注意ください。
目次
医療事務のおすすめ本
医療事務の仕事には窓口業務や外来・入退院業務、保険請求業務などがあります。
こんな仕事があります言いましたが、もちろんこれから医療事務を目指そうという方にとってはどんな仕事か想像がつかないと思います。
そういった方は仕事の説明していて医療事務全般を包括している本を選んでみてください。
各紹介でこの本はどういった方向けかも合わせて紹介していきますので、自分に合っているかどうか参考にしてみてください。
管理人が推す医療事務のおすすめ本は下記になります。
それでは1冊ずつ紹介していきますので、気になった本は一度手に取ってみてください!
1冊目「医療事務入門2022」
医療事務の仕事とはから、各業務の細かいところまで記した一冊になります。
医療事務の仕事については、医療事務のみでなく医療事務を取り巻く環境や他職種の説明も入っています。
そのため仕事でのつながりや環境が理解しやすいと思います。
各業務については、まずは病院の組織や保険制度からはじまり、患者対応、入院・外来業務、保険請求業務、統計業務についてそれぞれ書かれています。
実践的な内容というよりは一般論を広くまとめた本になります、医療事務の仕事について概要から細かいところまで知ることができるのでおすすめです。
この本を勧めたい方はこちらになります。
- 医療事務の仕事にはどんな業務があって、どんなことをしているか知りたい
- 医療事務の仕事を少しだけ知っていて、もっと詳しく知りたい
逆に、医療事務の仕事がまったく想像つかない、この業界のことが想像つかないという方には少し難しいと思います。
また、レセプト業務をもっと詳しく知りたいという方にとっては少々物足りない内容かもしれません。
2冊目「最新 医療事務のすべてがわかる本」
そんな医療事務の仕事を職種ベースで紹介したのがこの本です。
医療事務の仕事、役割があるかについて紹介し、現場で働いている人の声も書かれています。
また、医療事務にかかわる資格や勉強方法についても紹介していることが特徴です。
この本を勧めたい方はこちらになります。
- 医療事務の仕事に就くことを考えている
- 医療事務の仕事にはどんな業務があるかを知りたい
医療事務の仕事とは?という最初の入り口の本ですので、ある程度医療事務の仕事に想像がついている人には物足りない1冊です。
3冊目「診療所事務職のための外来レセプトレッスン」
名前の通りレセプトに特化した本です。
レセプト作成の初心者にもわかりやすく、図解付きで解説してくれている本になります。
この本を勧めたい方はこちらになります。
- 外来レセプト業務をこれからはじめられる方
- レセプト業務について知りたい方
医療事務の業務の一つ、レセプト作成を担当することが分かっている方はおすすめすめできる一冊です。
逆に、レセプトに特化した内容になりますので、医療事務全般について知りたい方は他の本をおすすめします。
4冊目「2021年版 ひとりで学べる診療報酬請求事務能力認定試験テキスト&問題集」
資格の参考書、問題集になりますが、診療報酬請求事務能力認定試験が医療事務の仕事の内容からかなり出題されます。
そのためこの試験のテキストは医療事務を勉強するうえで非常に有効です。
もちろん資格の勉強にもなるので、そのまま資格に挑戦することもできます。
この資格のテキストはいくつかありますが、テキスト(参考書部分)と問題部分どちらもこの本にはあって読みやすかったのでおすすめしています。
この本を勧めたい方はこちらになります。
- 医療事務の仕事のポイントを知りたい
- 今後、診療報酬請求事務能力認定試験の受験も考えている
逆に、医療事務の仕事がまったく想像つかない、この業界のことが想像つかないという方には少し難しいと思います。
また、診療報酬請求事務能力認定試験に興味のない方は他の本がいいかもしれません。
5冊目「最新・医療用語4200 2019年新版: 医療機関の実務・マネジメントに必須な医事・医学用語事典」
タイトルの通り医療用語を収録した一冊になります。
各用語が簡単にまとまっており、仕事中にちょっとわからない用語がでてきたら調べるのにちょうどいい本です。
医療業界が初めての方は医療用語の多さに戸惑う方も多いと思います。
そういった方に少しでも勉強できるのがこの本ではないでしょうか。
この本をおすすめしたい方は、こちらになります。
- 仕事中にわからない用語を簡単に調べたい
- 医療用語を少しでも勉強したい
用語解説がメインの本ですので、医療事務の仕事やレセプトの書き方等を知りたい方は別の本がおすすめです。
その他おすすめしたい本
医療事務が勉強できるおすすめ本をここまで紹介していきました。
ここでは入門の本ではありませんが、医療事務に必須の1冊を紹介します。
「診療点数早見表」になります。
医科の入院料や診療行為がすべて記載している一冊で、施設基準、経過措置、Q&Aも細かく記載されています。
早見表と書いていますが、早見表の量は超えています(笑)
それでも医療業界で働く人にとっては必須の一冊です。
内容は難しく、最初は読みにくいですが、ゆくゆくは必要になる本ですので、ここでおすすめしておきます!
まとめ:医療事務のおすすめ本
医療事務のおすすめ本を5冊+1冊を紹介しました。
各本でそれぞれ学べることは違うので、勉強したい内容にあわせて選んでみてください。
管理人のおすすめは「最新・医療事務入門 2022年版」です。
ぜひ医療事務の仕事が気になる方、医療事務の仕事を始めた方はどれか一冊手に取って読んでみてはいかがでしょうか。
今回は医療事務の入門ということで紹介しましたが、業務に特化したおすすめ本も紹介しています。
窓口業務のおすすめ本を知りたい方はこちらをどうぞ。
保険請求・レセプト業務についてもっと知りたいという方はこちらのおすすめ本の記事をご覧ください。