2020年2月7日、厚生労働省の中央社会保険医療協議会は2020年度の診療報酬改定案を加藤厚労相に答申しました。
先日、個別改定項目の議論で診療報酬改定の内容がでてきましたが今回の答申でさらに点数等がでてきましたので詳しく見ていきたいと思います。
個別改定項目の議論の記事はこちら。
2020年度診療報酬改定 個別改定項目の議論へ2020年1月29日の厚生労働省の中央社会保険医療協議会で2020年度の診療報酬改定の個別改定項目の議論がなされました。 個別改定...
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2020年2月7日、厚生労働省の中央社会保険医療協議会は2020年度の診療報酬改定案を加藤厚労相に答申し、その内容が第451回の総会で発表されました。
ここでは当ブログでは紹介している内容を中心にピックアップして答申の内容を紹介しています。
※下記は答申の資料を基に作成していますため、変更になることがございますのでご注意ください。
データ提出加算
- 算定が要件となる入院料の拡大
- 急性期一般入院料を算定する病棟以外において、データ提出加算を90日に1回算定可能
重症度、医療・看護必要度
- 各項目の見直し
- 該当患者基準の見直し
- 入院料等の施設基準に定められている該当患者割合について見直し
オンライン診療料
- 対面診療の期間6月→3月に見直し
- 慢性頭痛患者も対象に追加
- へき地での対応として初診からも算定できる場合を追加(条件あり)
その他話題に上がっているものとして下記があります
- 医師の働き方改革ということで、医療従事者をサポートする加算の施設基準の見直し、点数の見直し、新規加算の追加
- 入院時の取り組みの評価でせん妄予防ハイリスク患者ケア加算、排尿自立支援加算が新規に追加
- かかりつけ医機能推進のために機能強化加算の見直しや診療情報提供料(Ⅲ)の追加
- 妊婦加算の取り扱いの見直し
- ギャンブル依存症に対する治療の評価を追加
すべてを細かく紹介はできませんが、各分野で多くの内容が盛り込まれています。
まとめ
答申が発表され、改定対応をはじめているところもあるのではないでしょうか。
私もシステム改修の準備をはじめていて、大忙しです。
また、個別に当ブログで取り扱っている内容については個別に紹介していきます。
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