画像診断とは? | 医療情報技師の医学医療系の頻出問題解説

医療情報技師の医学医療系の頻出問題を解説するページになります。

医療情報技師を目指す人はもちろん、医療情報分野について学びたい方にもわかりやすく紹介していきます。

今回紹介するのは『画像診断』となります。

 

今回抑えておきたい内容をこちらになります。

記事の内容
  • 画像診断にはどんな種類があるか?
  • 画像診断で放射線を使用するのは?

 

医療情報技師の試験の内容について知りたい方はこちらの記事をあわせてご覧ください。

医療情報技師とはどんな資格?試験や勉強方法のポイント

1.画像診断について

画像診断とは放射線、超音波、核磁気共鳴などを用いて、体内の疾患の状態を把握する検査のことです。

様々な種類の診断方法がありますが、ここでは試験によく主題されるものを中心に紹介していきます。

X線撮影(レントゲン検査)

みなさんにとっても一番身近なのがX線撮影ではないでしょうか。

X線を照射して、フィルムに映すのが一般的です。

X線撮影で代表的なのは、骨折時の撮影、胸部の撮影、歯科診断での撮影があり、これらはみなさんも経験されたことが多いのではないでしょうか。

撮影部位によっては造影剤を使用することもあります。

CT撮影

CT撮影はコンピュータ断層撮影で名前の通り断層(輪切り)の画像を撮影していくものです。

広義のCT撮影といえば、断層撮影でさまざまな手法がありますが、狭義の意味でのCT撮影はX線を用いた手法になります。

輪切りの画像を複数枚得ることで、立体的に体の内部情報を把握します。

PET検査

PET検査はポジトロン断層法の検査で、陽電子検出を用いたコンピュータ断層撮影となります。

CT検査と比較すると、生態の機能を撮影することに特化した検査となります。

血管造影検査

血管造影検査は名前の通り血管の状態を把握する検査です。

造影剤を入れ、X線を照射することで血管を撮影します。

超音波検査

体に超音波を当て、その反応を可視化したがの超音波検査です。

エコーとも呼ばれる検査で、聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。

放射線を使用しない検査のため、被爆をすることがない検査です。

MRI

MRIは核磁気共鳴画像法で、高磁場で水素原子に共鳴を起こして画像を撮影する手法です。

脳のMRI検査というとよく聞くという方は多いのではないでしょうか。

X線などの放射線は使用しないため、被爆の心配がないことも特徴です。

内視鏡検査

体の内部の検査を目的とした検査です。

胃の中の検査のために、カメラ付きのケーブルを通して行う検査といえば想像しやすいと思います。

内視鏡検査にも多くの検査方法があり、最近では小型カプセルにカメラを入れて、体の内部を撮影するといった手法もあります。

画像検査でその他抑えておきたいポイント

ここまでいくつか画像検査を紹介してきました。

細かいところで画像検査で抑えておきたいポイントを紹介していきます。

  • 造影剤の使用は医師が必要
  • 造影剤使用時はアレルギーがないか確認
  • 放射線技師や検査技師はエコー検査ができる
  • MRI検査時はペースメーカーなど金属系は外さなければならい。カラコンや入れ墨の色素も金属が使用されているため注意が必要。

 

2.過去5年の出題状況

過去5年の出題状況は以下のような形になっています。

年度出題の有無
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度

 

ここ5年は出題傾向としては、毎年出題されています。

さらに毎年出題されているだけでなく、毎年複数の問題が出題されます。

そのためしっかりと抑えておきたいのがこの画像診断・検査になります。

3.例題(過去問)

画像診断の例題として過去問3問用意しました。

3.1 1問目

問題

放射線を用いない検査はどれか。解答は2つあります。

1.胸部単純撮影
2.胸部超音波検査
3.頭部MRI検査
4.心臓カテーテル検査
5.脳血流シンチグラフィー

解答

解答は2,3になります。

超音波検査とMRI検査は放射線を使用しないでこちらが正答になります。

こちらは2019年の試験で出題された問題になります。

3.2 2問目

問題

体内から放出される放射線を検出し画像化する検査はどれか。解答は2つあります。

1.CT検査
2.PET検査
3.核医学検査
4.超音波検査
5.血管造影検査

解答

解答は2,3になりまます。

PRT検査や核医学検査は検査薬を体内に注入し、その検査薬から放射線を検出して画像化します。

こちらは2018年の試験で出題された問題になります。

3.3 3問目

問題

造影剤を使わずに血管撮影ができるのはどれか

1.PET検査
2.MRI検査
3.X線CT検査
4.X線単純撮影検査
5.心筋シンチグラフィ

解答

解答は2になります。

MRI検査では造影剤を使用せずに血管撮影をすることができます。

X線CT検査では、血管撮影を行うには造影剤が必要になります。

こちらは2017年の試験で出題された問題になります。

まとめ:画像診断について

医療情報技師の医学医療系の対策として「画像診断」を取り上げました。

画像診断は多くの治療を支える大切な技術です。

この診断を支えているのは画像処理の技術で情報分野にとっても密接な内容ですので、しっかりと抑えておきましょう。

最後にまとめとなります。

ポイント
  • 画像診断として主なものは「X線撮影」「CT撮影」「PET検査」「血管造影検査」「超音波検査」「MRI」「内視鏡検査」
  • 放射線を使用するのは「X線撮影」「CT撮影」「PET検査」「血管造影検査」

 

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