医療事務の難関資格「診療報酬請求事務能力認定試験」。
医療事務の仕事に就いている方でこの資格取得を目指している方も多いと思います。
また、この資格の試験勉強をするために勉強できるテキスト・参考書を探している方もいるのではないでしょうか。
ここでは診療報酬請求事務能力認定試験(医科)を学習できるテキスト・参考書を紹介します。
※この記事は2020年9月のものです。本によっては最新年度のものが出版されていることがありますのでご注意ください。
目次
診療報酬請求事務能力認定試験(医科)のおすすめテキスト
診療報酬請求事務能力認定試験は医療事務の資格の中でも最難関と言われています。
試験には学科と実技があり問題数も多いため、試験対策を行ったうえで試験に臨む必要があります。
また、診療報酬請求事務能力認定試験はテキスト持ち込み可の試験のため、持ち込む本の準備が必要です。
点数の確認等、テキストなしでの試験は相当厳しいですし、持ち込む本もしっかりと読んで、どこになにが載っているかを把握していないと試験ではなかなか役に立ちません。
このような特徴を踏まえた上で筆者おすすめの本はこちらになります。
1冊目「2020年版 ひとりで学べる診療報酬請求事務能力認定試験テキスト&問題集」
テキスト、問題、模擬問題がついた1冊になります。
テキスト部分で座学として「保険制度」「公費制度」「基本診療料」「特掲診療料」「レセプト」をしっかりと学べ、各章に理解度確認の問題があります。
テキストで座学部分を学んだあとには、出題傾向や模擬問題から試験の雰囲気を確認することができます。
点数の早見表もついているので、テキスト部分と含めて試験に持参する本としても活用できます。
2冊目「2020年版 医療事務[診療報酬請求事務能力認定試験(医科)]合格テキスト&問題集」
合格実績多数の講師が診療報酬請求事務能力認定試験のためにポイントをまとめた1冊です。
知識が学べるテキスト部分と試験でのポイントとなるところ、そして演習問題がバランスよく載っています。
過去問から試験の傾向も分析し、まとめらているので試験のポイントを知り、重点的にその内容を勉強したい方にはおすすめの一冊になります。
3冊目「診療報酬請求事務能力認定試験 受験対策と予想問題集 2020年版」
直近過去5回分の過去問と解説が掲載されている1冊です。
どんな試験でも過去問から出題傾向や問題の形式を分析することは必要です。
診療報酬請求事務能力認定試験の過去問はホームページ上では公開されていないので、過去問が掲載されているこの本は貴重な1冊と言えます。
試験にはレセプト作成などの実技問題もあるので、過去問や模擬問題で事前にどのようなタイプの問題が出るかを確認して、解き方はあらかじめおさえておきましょう。
過去問以外にも模擬問題や受験対策のポイントも掲載されているので、試験対策の問題集としては必須の一冊となります。
4冊目「診療点数早見表 2020年4月版」
医療事務の仕事で必須になる診療点数早見表です。
診療行為の点数はもちろんどういったときに算定できるかも書かれています。
レセプト作成をはじめとした問題では、会場でこの本を使って内容を確認して回答する形になることが多いです。
試験が終わってもそのまま業務でも使用できるので、仕事でまだ持っていない方には試験・業務両方で使えるのでおすすめの一冊となります。
5冊目「最新 医療関連法の完全知識 2020年版: これだけは知っておきたい医療実務100法 (2020年版)」
診療報酬請求事務能力認定試験では医療に関する法律について何問か出題されます。
そこで法律に関して学べるのがこの1冊です。
もちろんすべての法律が出るわけではありませんが、試験で出題される法律のポイントはこの1冊でしっかりと勉強することができます。
この本も点数早見表同様、仕事やその他の資格試験で使用できるので、医療に関する法律について学びたい方にはおすすめです。
まとめ:診療報酬請求事務能力認定試験のおすすめテキスト
診療報酬請求事務能力認定試験のおすすめテキストを紹介しました。
診療報酬請求事務能力認定試験は医療事務の資格の中でも非常に難しいものになります。
しっかりと勉強するため、また試験に持参する本の準備のために必要なものを選んでみてください。
医療事務の本についてもっと読みたい方はこちらもご覧ください。