「医療」「情報」関連で読んだ本を紹介するコーナーです。 日々様々な本を読むことが多いので、その中の読んだ本でおもしろかったものを紹介していきます。
今回紹介する本は樺沢紫苑さんの「学びを結果に変えるアウトプット大全」「学び効率が最大化するインプット大全」の2冊です。
入ってくる情報が過多になってしまったこの情報社会で、うまくインプット・アウトプットができていないと感じる人は多いのではないでしょうか。
そんな悩みを精神科医である著者が脳科学に基づいてポイントを紹介します。
目次
1.この本について
1.1 「学びを結果に変えるアウトプット大全」概要
タイトル:学びを結果に変えるアウトプット大全
著者:樺沢紫苑
出版社:サンクチュアリ出版
ページ数:269ページ
1.2「学び効率が最大化するインプット大全」概要
タイトル:学び効率が最大化するインプット大全
著者:樺沢紫苑
出版社:サンクチュアリ出版
ページ数:269ページ
1.3 著者
精神科医、作家、映画評論家という顔を持つ著者の樺沢紫苑さん。
精神医学の知識、情報の普及によるメンタル疾患の予防を目的に、Facebook 、メルマガ、 Twitterなどのインターネット媒体を駆使し、精神医学、心理学、脳科学の知識、情報をわかりやすく発信されています。
参考:樺沢紫苑公式ブログ
2.本の内容について
2.1 学びを結果に変えるアウトプット大全
結果を出している人はアウトプットを重視しています。
逆に結果が伴っていない場合はインプットだけになっており、効率が非常に悪くなっています。
そういったなかでアウトプットをうまく行っていくポイントを80項目紹介しています。
この80項目大きく
- TALK
- WRITE
- DO
の3つにわかれていて、読みやすい構成になっています。
最後にはアウトプットを高めるトレーニング方法も掲載されています。
どのポイントも勉強になるものばかりですが、そのなかでも管理人が日ごろ気にしているものを3つ紹介します。
- 必要なのは、入念な下準備と少しの勇気
- 具体的な目標を立てる
- ワクワクするほうを5秒で選ぶ
他にも多くのアウトプットのポイントが書かれているので、アウトプット全般をもっと良くしたい、仕事で成果を出したいという方はぜひ読んでみてください。
2.2 学び効率が最大化するインプット大全
アウトプットのところでも書きましたが、私たちのインプットの多くを無駄にしています。
ただアウトプットが大切といってもインプットが貧弱であればアウトプットも貧弱になってしまいます。
効率のいいインプットとインプットとアウトプットのバランスがとれてこそ、いい成果を得ることができます。
アウトプット大全同様、インプット大全でも80のポイントが記載されています。
この80項目もアウトプット大全同様、大きな項目に分かれており
- READ
- LISTEN
- WATCH
- INTERNET
- LEARN
の5つで構成されています。
この80項目で私がとくに気になっているものとして3つ紹介します。
- 先入観を持たず素直でいることが大切
- ニュースの8割は自分にとって不要
- 病気は気づきを与えてくれる警告サイン
アウトプット大全同様、インプット大全も多くのポイントが書かれていますので気になる方はどうぞ。
3.感想
アウトレットとインプットについてまとめられた本を紹介しました。
どちらの本も1つのポイントにつき2、3ページで図も多く非常にわかりやすい構成になっています。
この本を読むことでアウトレットやインプットの方法を日々意識するようになりました。
まだまだすべてがうまく実践できてはいませんが、一つずつ実践していき、インプット・アウトプットの質を高めていければと思っています。
アウトプット大全、インプット大全それぞれ80のポイントが記載されているので、どんな人でも当てはまるもの、とっつきやすいものはあると思いますので、ぜひ日々の活動の質を上げていきたいという方は読んでみてください。