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医療情報技師が勉強できるおすすめ参考書・テキスト

医療情報分野の資格である「医療情報技師」。

資格取得には勉強が必須です。

この資格取得のため、参考書やテキストで勉強したい方が多いと思いますが、参考書選びはうまくいっているでしょうか?

ここでは医療情報技師の勉強の手助けとなるおすすめ参考書を紹介していきます。

医療情報技師を受験して合格した経験をもとに、その際に使用した参考書を中心に紹介します。

※この記事は2020年9月のものです。本によっては最新年度のものが出版されていることがありますのでご注意ください。

 

医療情報技師の資格の詳細について知りたい方はこちらをご覧ください。

医療情報技師のおすすめ参考書

医療情報技師の試験は「医学医療」「情報処理技術」「医療情報システム」の3科目があります。

そのため最低でも医療分野情報分野を勉強しないと合格できません。

そこにさらに両分野の中間的な科目「医療情報システム」があるので、それぞれ個別に対策しなければらなりません。

 

また、医療情報技師の試験は過去問が大切になってきます。

これらの特徴を踏まえて、管理人が推す医療情報技師受験用のおすすめ参考書は下記になります。

それでは1冊ずつ紹介していきますので、気になった本は一度手に取ってみてください!



1冊目「医療情報技師能力検定試験過去問題・解説集 2020」

医療情報技師の過去5年分の過去問と解説を収録した1冊になります。

医療情報技師の試験は過去問から類似した問題が一定数出題されるため、過去問の理解が非常に大切になってきます。

しかしながら、医療情報技師のサイトには過去問や解説がないため、こういった過去問が収録された本は試験を受けるうえで重要になってきます。

 

ある程度「医療」「情報」に知識がある方はこの本1冊でしっかりと勉強することができるので、問題と解説を確認して、理解できる場合はこの参考書がおすすめです。

筆者もこの本で何度も過去問と解説を読み、合格しました。



2冊目「医療情報 第6版 医療情報システム編」

医療情報技師の試験内容として指定されている参考書の一つです。

この参考書以外からも出題されることもありますが、「医療情報システム」の試験範囲の内容が掲載されている1冊になります。

「医療情報システム」は「情報処理」や「医学医療」と比べると二つの分野の中間的な分野になるので参考書選びが難しいです。

そのため、医療情報システムの分野を過去問だけでなく、教科書のような本が欲しいという方は試験の内容で指定されているこちらの参考書がおすすめです。



3冊目「医療情報 第6版 医学医療編」

医療情報技師の試験内容として指定されている参考書の一つで、こちらは医学医療分野になります。

医学医療分野は多くの参考書があり、どの参考書を選んでいいか悩まれる方が多いと思います。

多くの参考書が医療知識を深彫りしていけますが、基礎を問われる医療情報技師の参考書としては少し過剰かなと感じるのではないでしょうか。

そのため、医療医療分野を過去問だけでなく、教科書のような本が欲しいという方は試験の内容で指定されているこちらの参考書がおすすめになります。

もちろん医学医療分野をもっと深彫りしていきたいという方は、医療資格関係の参考書等を選んでみるのも一つです。



4冊目「医療情報 第6版 情報処理技術編」

こちらも試験内容として指定されている参考書の一つで、この本は情報処理分野になります。

情報分野も医療分野同様幅広く、常に新しい技術が生まれている分野です。

もし過去問だけでなく、医療情報技師の情報処理技術の範囲の教科書のような本が欲しいという方は試験の内容で指定されているこちらの参考書がおすすめです。

逆にこの試験合格後、情報処理技術者試験を目指す方は後述する情報処理技術者試験の参考書がおすすめになります。



5冊目「令和02年【春記】【秋期】基本情報技術者 合格教本」

情報処理技術の内容を勉強する参考書として、基本情報技術者の参考書を紹介します。

医療情報技師の情報処理技術の内容は基本情報技術者を取得できるレベルの方であれば、容易に解くことができます。

基本情報技術者の取得も考えておられる方はぜひ基本情報技術者の参考を勉強に使用してください。

今回おすすめしている参考書は教科書としての解説部分と練習問題が掲載された1冊になります。

私も情報処理技術者の試験を受験するときはこのシリーズの参考書を使っており、非常に役に立っています。



6冊目「医療情報システム入門2020」

保険医療福祉情報システム工業会(JAHIS)が執筆する情報システムが勉強できる一冊です。

JAHISは医療現場にシステムを提供するメーカーのメンバーが参加しており、現場の声が反映されています。

この本はJAHISが開催している医学情報システム入門コースをベースに作成されていて、電子カルテシステムや医事会計システムなどを基礎から勉強することができます。

これから医療情報システムの開発や保守に携わり、医療情報技師も目指す方におすすめとなります。



まとめ:医療情報技師が勉強できるおすすめ参考書

医療情報技師がの勉強ができるおすすめ参考書として、6冊の本を紹介しました。

医療情報技師は3つの分野の勉強が必要になりますので、足りないところを補う1冊を選んでみてください。

筆者のイチオシはやはり過去問が大事ですので、過去問と解説がまとまった「医療情報技師能力検定試験過去問題・解説集」となります。

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